遺産相続における弁護士の役割

弁護士は、法律の専門家として遺産相続にかかわる幅広い業務に携わる事ができます。同じく法律の専門家である司法書士と比べると、その対応範囲においても、適応業務においても質的に異なっているといえます。例えば、司法書士は請求額が140万円を超える民事訴訟の代理人にはなれないことが法律で定まっています。そもそも司法書士の業務内容は、基本的には法律関係の書類作成やその代行、及び法律のアドバイスとなっており、遺産関係の訴訟などでの代理業務やコンサルティングは認められていないわけです。

遺産相続の手続きを進める上で、弁護士に予め依頼しておくメリットがいくつか挙げられます。先ず被相続人が生前中に行う生前対策では、相続を巡って家族や親族が争う事がないように、遺言書の作成をはじめ遺留分の相談にものることができます。また、生前贈与や任意後見制度の手続きも弁護士の業務に含まれるので、幅広いアドバイスが受けられるわけです。そして、相続の開始後では特に家族や親族間でトラブルが起きやすいので、弁護士を代理人として立てることで、調停及び交渉がスムーズに運べるといえます。

弁護士の役目として、遺産分割が公平に行われるようにサポートするほか、故人の財産に対して調査する権限も生じてきます。それ故、遺族だけでは分からない権利関係などについても明らかになり、より透明性のある遺産分割が出来ることもあるわけです。このことは、後々の節税対策にもなり、家族でトラブルを抱える事もなくなるといえます。

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