おせち料理の中身にはそれぞれ意味がある

おせち料理といえば伊達巻や栗きんとん、お煮しめなど、さまざまな料理が詰まっています。

中身は地域や家庭によってさまざまですが、全部で20〜30種類くらいあり、それぞれに意味や願いがこめられているのです。

新年に希望をこめて、縁起のよい意味が含まれているものが多いので、それぞれの意味を知っておくと作るときも楽しいし、食べるときの話のネタにもなるでしょう。では、おせち料理の代表的なものの意味にはどんなものがあるでしょうか。

おせちについて気になる方はこちらです。

栗きんとんの「きんとん」は金団と書くので、金銀財宝を連想させるものです。

鯛はもちろん「めでたい」にかけていますね。



「伊達巻」の「伊達」にはつまり「しゃれた」という意味があって華やかだし、巻物なので学業成就なども願っています。



つやつやと煮あげた「黒豆」はまめに動き、健康に過ごせるようにという意味があります。
あえてしわを出して似て、しわができるほど長生きするようにという意味をこめることもあるようです。


子孫繁栄を願うものもあります。たとえば里芋は種芋に子芋がたくさんつくから、カズノコは卵がたくさんついているため、どちらも子宝を願うものです。
昆布巻きは「よろこぶ」という語呂合わせと同時に、昆布は「子生」とも書くため子宝につながります。

大根とにんじんで作る酢の物「紅白なます」はお祝儀袋の水引のような色合いからおめでたいことを連想させ、かつ大根もニンジンも地中にしっかり根を貼るので盤石な家庭を築くことを願う意味もあります。

菊の花に見立てた「菊花かぶ」は国花の菊を模した飾り切りで、新年のお祝いの席にふさわしいといえるでしょう。

これらの意味を考えながらおせち料理を作って、食べてみてください。